”歌って、踊って、祈る”お葬式~ガーナ~

ガーナでは、⼈亡くなった後、また新たな⼈⽣が始まると信じられており、お葬式は、新たな⼈⽣を得た故⼈をみんなで祝福するための⼤事な儀式と考えられています。
そのため、一般人のお葬式でも実に年収の半分に相当するお金をかけ、数か月の準備を経て葬儀が行われます。

厳粛な日本のお葬式のイメージとは真逆で、
会場には盛大に音楽が鳴り響き、楽器や棺桶を担ぎながら踊り狂うのです。
ダンサーが招待されることもあるそうです。

棺桶は故人の人生に因んだものモチーフに、オーダーメイドで作られます。
パイナップルや魚、コカ・コーラなど、とてもユニークです。

喪服の色にも意味があり、
「⾚」は故⼈を失ったことに対する(Anger)
「⿊」は故⼈の死後の世界に対する(Hope)
「⽩」は残された⼈々の悲しみの克服(Victory)
を表しています。

■ガーナのダンス葬